2025年 初春
年頭のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
組合員の皆様におかれましては、ご健勝のうちに新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。
また、日頃よりJAの事業運営に、深いご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。
昨年は巨大地震や記録的な猛暑、豪雨に伴う河川氾濫や土砂災害など、全国各地で様々な災害が相次ぎました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
さて、JA八王子では令和6年度をもって現行の3ヵ年計画「組合員・JA・地域が紡ぐ 知恵と創造と共同の輪」が最終年度を迎えます。本計画ではJA東京グループ総意で決定した、『持続可能な東京農業の確立』、『持続可能な組織基盤の確立』、『不断の自己改革の実践を支えるJA経営基盤の確立』、『都民と「食」「農」「JA」が織り成す地域社会の実現』という４つの基本方針に基づき、「農業者の所得増大」、「農業生産の拡大」、「地域の活性化」の実現に向け、TACによる出向く体制の強化や、学校給食への出荷支援など様々な自己改革に取り組んでまいりました。また、併せてSDGｓ（持続可能な開発目標）への貢献にも努めてまいりました。
本年は、4月から新たな3ヵ年計画をスタートさせる節目の年となります。昨年12月に開催された第34回JA東京大会において掲げた新ビジョン、「持続可能な東京農業の実現とJAの発展」に基づき決議した4つの議案、『未来へ続く東京農業の確立』、『JA組織基盤の確立』、『強固なJA経営の実践』、『地域住民とJAをつなぐ地域社会づくり』を達成すべく、具体的な実践策を盛り込んだ計画を策定し実践してまいります。
これまで取り組んできた自己改革を持続しつつ、環境変化に迅速に対応し、八王子の農業と組合員・地域の方々に必要とされるJAとして貢献できるよう、地域社会や行政との連携を図りながら、役職員一同、なお一層の努力をしてまいりますので、変わらぬご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、組合員並びにご家族の皆様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げまして年頭のご挨拶とさせていただきます。
代表理事組合長 田中 和敏
