2004-04-01更新
JA八王子では、消費者の皆さんに安心で安全な農産物をご提供するために、「栽培履歴管理・記帳運動」を実施しています。
具体的には1.農産物ごとの記帳 2.作業工程の記帳 3.防除実施の記帳 4.出荷記録の記帳 5.自己点検・確認記録 6.生産情報の開示――を生産者に求め、取引先・消費者の皆さんに情報開示します。
今、なぜこの運動が必要なのか?
- 牛海綿状脳症(BSE)の問題に始まり、食品の偽装表示、残留農薬、無登録農薬等の問題が頻発し、農産物の安全性だけでなく、作る側の誠実さが問われています。生産者やJAがいかに誠実に取り組んでいるか、消費者にお知らせする必要があるのです。
- 消費者の農産物に対する不安は、安全や品質についての情報、特に生産に関する情報が不足している面があり、どんな方法で取り組んでいるのかを消費者に伝えていく必要があります。
- 取引先や消費者に好まれる農産物を生産するため、責任と自信を持って適正施肥・適正防除に取り組まなければなりません。
この記帳運動によって実現することは?
- 記帳を通じて生産情報を開示することが、消費者に向けての情報発信の「はじめの一歩」となり、生産者と消費者の距離を縮め、安心を届け信頼を高めることにつながります。
JA八王子では、生産者とともにこの運動に取り組んでいます。生産者に配布している栽培履歴管理表のひな型は、このページからダウンロードできます。